まさか台北で
台日陶芸家交流会の翌日、1日フリーになるタイミングで台北市内にあるアートギャラリーで故・植田正治氏の写真展に行ってまいりました。
25年前、当時映画好きだった高校生の僕は、バンド仲間の友人に勧誘され人数合わせのために写真部へ入部。悪友にそそのかされ、スクールバスの定期代をくすねて中古カメラを買い、心赴くままに写真を撮って過ごしていました。
大学の写真部に入ってからはただ闇雲に撮るのではなく、自分の好みと先達の写真スタイルをもっと勉強しようと思い日本の写真家について調べた挙句、一番心に響いたのが植田正治でした。
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以前書いた植田正治に関しての記事は上のリンク先から読めます。
まさか台湾で観ることができるとは。
そんなわけで行ってみると、未発表の写真も数点あり久しぶりに植田調の写真に触れて刺激を味わうことができました。
館内はストロボを焚かなければすべて撮影オーケーというずいぶんと太っ腹な話でしたので、自分なりの視点で数カット撮ってみました。
漢字と英語のおかげで初めて植田正治を知る人にも安心です。
額のパネルに写る自画像。
杵島隆像 1950
初めて観たカットに敬意を表して。
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