3年は誰にも言いませんし見せません。

「これだ!と思えたテーマを基に撮影して作品を制作する際は、途中でそのテーマを人に話したり、作品の一部を見せたりすることはありますか?」


という僕の問いに、とある写真家が答えてくれた回答が本日のタイトルです。

その写真家さんは20年以上フランスに住み活動しており、一昨年の10月に青山で個展を開いておりました。

共通の知人がその写真家さんの国内でのマネジメントを請け負うことになったので、一緒に行ってみませんか?と声をかけてもらい伺いました。


迂闊に[テーマ]なり[作品の一部]を見せてしまうとデジタルであっという間に模倣されて陳腐化してしまう、という話が僕と僕の身の周りにあった経験から、海外で活動されてる写真家さんはそこら辺をどう捉えてるのだろうと思い聞いてみた次第です。

やはり海外でも同じようなことは起こりうるので、その写真家さんも個展などでお披露目する前は控えているそうです。


以前、産みの苦しみ、という言葉を使いましたが苦しみだけではなくて楽しいんですよね。

まだ誰もこの表現はしてないぞ!

まだこの世界観は!!

と、頭と心と身体を使って表現するのが楽しいのに、模倣する人は何が楽しくてそんなことするんでしょうね。


インスタバエが問題となってる日本だけの話ではなく、海外でもSNSの功罪は少し波風が立っているようです。



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Photographer Yu Kamohara

写真家 蒲原 裕 朧写真ライフ 確固たる信念を持ち 表現を曖昧に

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