点と点が線になる
自然の力。
人智の及ばざるものへの畏敬の念からスタートして、アミニズムの香りを残したまま発展していった宗教観(沖縄のユタとか?)や、日本の八百万の神信仰。
一神教にスライドしていったキリスト教やイスラム教。
その土地の気候風土の影響や、施政者による人心掌握術のひとつとして利用されたりしたので広がりを見せる。
んで、その人智の及ばざるところ、自然などを何が動かしているのかというのが、宇宙なのだそうです。
なんか宇宙といったら科学的なイメージが強いので、宗教学的なイメージに繋がらなかったんだけど、よくよく思い出したら仏教の曼荼羅?曼陀羅?の図って宇宙空間を表現しているって話を何かの本で読んだし、古代中国では占星術が研究、発展したり…。(三国志好きならわかりますよねw
昔々のインドのお偉いさんが宇宙の真理を追求しようとして見つけた?始めた?瞑想が、仏教解釈で坐禅になったり…。
何だか、今までの人生でイロイロと断片的に入ってきてた知識や情報のピース(点と点)を繋げた(線)になった印象でした。
大友克洋「AKIRA」
15年ぶりに読み返してみたけど、実は宇宙による宗教解釈を色濃く反映させた話だったんだなぁと。
初めて読んだ時は壮大なスケールに訳もわからず感動してただけだけど。
昔読んでた本や漫画を、大人になってから読み返してみると新たな発見があって面白いですね。
あ、うちは真言と法華なんで昔ながらの仏教徒です。怪しいモンじゃないですからw
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